<ドラびでおインタビュー>

山口県が生んだ芸術家← FUCK'n'ROCKドラマー=ドラびでお

名前は聞いたことはあるけど、実際何者なのかはよく知られていなかったりするドラびでお。なのに、なかなか誰もやらないからしょうがなくマカロニレコードがやったよ〜。しかも、公開インタビューだよ〜。これ読んでまたみんないろんな勘違いをしていこー!


日時とか場所:▼2005年9月17日(土)『危ダビ中年院』@六本木スーパーデラックス

(テキスト & 聞き手:▼macaroni rec. 遠藤 優)
(協力:▼Abu Dhabi Disc!? 河奥修也)


※音声は本人の著作権/名誉毀損保護のため変えてあります。

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▼:「ドラびでお」っていう名前は徐々に浸透してきていると思うのですが、実態は果たして何者なのかっていうところで、あまりインタビューはされてないですよね?

ドラびでお(以下ド):してないですね、ドラびでおとしては。

▼:僕が知っている限りではタワーレコードさんのフリーペーパー「bounce」の方で井口啓子さんにインタビューをして頂いてるんですけど。
それくらいですかねー? あと海外とかですかね。

ド:フランスの雑誌でやりましたね。

▼:じゃ、早速なんですけど、ホント基本的なところを聞きますが、ドラびでおが生まれた経緯をお聞きしたいなと。

ド:えーと、元々はオール・アジアン・トラディショナル・ポップ・オーケストラをやってまして、それはドラム・ソロのオーケストラなんですけど。

▼:一人でですか?

ド:そうそう。ドラムとサンプラーだけです。それをずっと世界各国でやってたんですが、
それは音だけだったんで、じゃ、それに映像を付けたらオモシロイんじゃないかと思ってやってみました。

▼:それでプログラマーの伊籐さんに・・・。

ド:そうね。ちょうど山口にそういった方がいたんで。

▼:それはいつくらいですか?

ド:1年半くらい前かね?

▼:僕は昨年の8月くらいだったかな・・・岡山ペパーランドで初めてドラびでおを観たんですが、それよりももうちょっと前ってことですよね。

ド:そうそう、もうちょっと前。一昨年の9月くらいにパラドラムっていう前のプログラムで日本を回っていて。

▼:その時の映像って今もありますか?

ド:うん、あります。あの〜、今回のドラびでおCDを買って頂いた方にはオマケでつけようかと思ってます。韓国のライヴです。

▼:一応、オマケっていうのを企画してまして、買って頂いた方は僕のメールアドレスに送っていただければ、オマケ(※)を送りますんで是非買って下さい。貴重な映像なんで。   ※オマケの受付は2005年10月末まで

ド:うん、そう、かなり。金正日ネタとかあるんで。

全員 :だはははは(笑)。

ド:ははは(笑)。韓国でそんなことをやったから、妙な雰囲気になっていてかなり面白い、ははは(笑)。

▼:さらっと言いますねー(笑)。

ド:かなりオモロかったですよ(笑)。

▼:で、ドラムセットなんですが、まぁ、簡単に言えば、ドラムがビデオデッキみたいな形になって、叩くと映像が動くってことなんですが、具体的にシステムの構造を教えてください。

ド:うん、構造はドラムのショットによって得た衝撃をセンサーが感知して、それを市販のMIDIコンバーターにより、MIDIノートナンバーに変換しコンピューターに
転送しているってとこです。そのノートナンバーで自作のプログラムを動かすというシステムになってて。
で、バスドラを叩くと再生、スネアドラムを叩くと逆再生、スモールタムを叩くと2倍速の再生、ミッドタムを叩くと2倍速の逆再生、フロアータムは2/1再生となってて。
で、シンバルを叩くと誤動作で止まると。

▼:ははは(笑)。誤動作が止まるんですか?

ド:そうそう。むふふ(笑)。そういうシステムになっとる。

▼:そのシステムは誰が考えたんですか?

ド:システム自体はオレが考えました。うん。音までは自分で組んで、その後はプログラマーの人に任せて。

▼:その発想っというのは・・・?

ド:発想はね・・・オレ、いつも女房とかに怒られるんだけど(笑)、15秒くらいとかでね、いつもテレビを変えるのね、面白くないから。こう、パッパッパッパと。

▼:はぁ。

ド:テレビで一番面白いのは、こう、パッパッパッパと変えると電磁波が出てて。それがものスゴイ好きで。

▼:だはははは(笑)。不思議な人ですねー(笑)。

ド:ふふふ。そういう感じ。

▼:あと、こういうシステムをやっているのって世界で一人ですよね?今のところは。

ド:ですね。

▼:システム自体、かなりみんなの興味を惹くことをやってますが、映像のチョイスの方も・・・
なんていうかシステムとは対極にあるエンタテイメント性があるというか、下らないというか(笑)。

ド:下らない・・・ふふふ(笑)。メディアアートとか映像の人ってものスゴイ賢そうでカッコいいじゃん。
それが自分には合わない。だから、もう思いっきりみんな知っているような間抜けなやつで色気をつけて、毒的なものに変換した方が面白いんじゃないかなと。

▼:例えばそのカッコイイっていう人は誰ですか?

ド:もー、なんか言わそうとするな(笑)。

▼:ははは(笑)。いやー、言ったら面白いかなーって。で、ロック的な感じって言ってましたよね。
それはいわゆるそういったアートに対しての反骨心みたいな感じ?

ド:いや、そういうのではないんだけど、元々ロックが好きだし。「ロック・ミュージシャンです」って言ってやってるんで。アーティストではないですよって感じでやってるし。

▼:今日ではもう「ロック」っていう言葉はいろんな解釈ができるじゃないですか。一楽さんのロックっていうのはどういうものなんですかね?

ド:うーん、まぁ、自分が思うカッコイイものってとこかな。

▼:ジャンルのロックではなく。

ド:自分が好きなモノだったらロック。

▼:だはははは(笑)。いつくらいから音楽を聴きだしたのですか?

ド:聴きだしたのは小学校6年生くらいかな。ドアーズから。
ドアーズのレコード買ってヘッドフォンして布団かぶって、父ちゃん母ちゃんに聴かれんように聴いてた。汗みどろになって。

▼:ははは(笑)。

ド:どうもね、父ちゃん母ちゃんに聴かれると息子が不良になったと思われるんじゃないかと勝手に思って。

▼:ふふふ(笑)。中学生、高校生の頃はどんな音楽を?

ド:そっからはもうハードロックが好きだったから。

▼:(レッド・)チェッぺリンとか(ディープ・)パープルとかですかね?

ド:そう。

▼:それが西日本に繋がってるんですね。

ド:そう。未だにやってる(笑)。

▼:そのー、西日本ってバンドや大友良英さんやSachiko MさんとやってるI.S.O.とかとドラびでおの共通点ってありますか?

ド:うん、あのー、そのI.S.O.っていうのがなかったらね、ドラびでおはやってなかったと思う。気が付いてなかったと思う。
I.S.O.っていうのはちっちゃいシンバルをずーっと叩いているだけ。その中で・・・全く逆じゃん、ドラびでおは。

▼:そうですね。

ド:だから思いっきりエンターテイメントなところに行ける。思いっきりストイックなところにいると、思いっきり真逆なところに行ける。

▼:なるほどなぁ。あと、映像の中でですね、僕が好きなのは皇室ネタなんですけど(笑)。

ド:ははは(笑)。

▼:このインタビューはうちのホームページに掲載しようと思っているので、だからこそ、敢えてガンガンに言ってほしいのですが・・・えーと、天皇って好きですか?(笑)。

ド:全部好きや。

全員:だはははは(爆笑)。

ド:だってオモロイもん。

▼:だはははは(笑)。具体的にどこがオモロイですか?

ド:そりゃ、オモロイやろ(笑)。

▼:いや、オモロイですけど(笑)。

ド:テレビ映ったら笑うで。

全員:だはははは(爆笑)。

▼:ヴィジュアルですか?

ド:いや、なんかね、浮世離れとるやろ、ね? 天皇家の人達って。あれはオレ、スゴイと思うで。もう笑うっきゃないみたいな(笑)。

▼:それが天皇様の魅力?

ド:そう、そういうこっちゃ。ふふふ(笑)。あんまり長く喋ると何喋るかわからんから。

▼:そうですね、僕も暴走しちゃうんで。じゃ、今後のヴィジョンは? bounceのインタビューの時に有線大賞とかを取りたいって。

ド:あれは冗談やで。有線大賞とかレコード新人賞取りたいとかいろいろ書いたけど・・・無理やろ?(笑)。

▼:いや、無理じゃな・・・無理ですね(笑)、やっぱり。

ド:まぁ、おかげさまで海外とかのいろんなフェスティバルに出させてもらってて。

▼:そう言えば先週もアルス・エレクトロニカのフェスが。

ド:うん、アルスの表彰式がね、あったんやけど・・・。

▼:すっぽかしたんですよね(笑)。

ド:うん、しょーもないから行きませんでした。

全員:だはははは(爆笑)。

デカいフェスですよね?

ド:メディアアートの中では一番デカい賞じゃない? 坂本龍一とかそういう感じの。

▼:みなさん、この人、すっぽかしたそうですよ(笑)。行きたくないって。

ド:ははは(笑)。うん、めんどくさい。賞をくれるんなら金をくれって。

全員:だはははは(爆笑)。

ド:もうそろそろ(インタビューを)止めた方がええって。ふふふ(笑)。

▼:そうですね(笑)。


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