▼:結成の頃からのいきさつを・・・
カコイヨシハル(以下カ):結成はとりあえず5人で始めて、構成も楽器もなにもなくて。それで始まって今残ってるメンバーはNANIとオレだけで、いつやったけなぁ・・・2000年の・・・
砂十島NANI(以下N):ん? 2000年の12月31日。
カ:あっ! そうそう、その時に外でライヴを、昼にカウントダウンして。
▼:だはははは。
N:昼からカウントダウンしとってん(笑)。
▼:その時はもう曲とか出来てたの?
カ:そんなんもう何もないねん。音楽をやるなんて決めてなかったし。とりあえず5人で始めたんやけど、ほんで他の何人かはもうついてこれないとかゆうて。何がしたいのかわからへんとか言って(笑)。で、オレらはずっとしょーもないことをやってて。で、そのしょーもないことが他の連中は分からんと。
▼:まぁ、それでとりあえずなんか音を出そうみたいな?
N:まぁ、5人集まってなんかオモロイことしようぜって言って、オレらなりにオモロイことしとったら、3人がオモロナイと。よく分からんと。ついていけないと。
全員:だはははは。
カ:その日にもう、5人の中のメンバーの1人が来なくて、すでにちょっと気まずくなって・・・で、見に来てたヤツがそこに参加して、じゃ、次、何しよっかみたいな。
▼:そのオモロイというのはどんな感じ?
カ:ちょげるというかふざけた感じ。遊んでるだけ。
▼:知り会ったきっかけは?
カ:物心ついた時から知り合ってた(笑)。
N:自然におったなぁ。
カ:ずーっとずーっと遊んでる連中やったなぁ。
▼:そのころからZUINOSINって名前が付いてたの?
カ:いや、うーん、ジャパンとか(笑)。
N:2人でやってたときはジャパンやったな(笑)。5人でやりだしてからZUINOSINやな。最初に始まった時からZUINOSINって形はあったけど、楽器も持ってなくて。
▼:えっ? 最初に楽器を持ってなかったっていうのは?
N:ウンコ持ってた。
全員:ぶははははははは。
N:プリプリ、うえぇーって通行人に(投げてた)。ホントですよ。
カ:だからもうオールドスクールですよ。そん時はオモシロイと思うてたもんな。
N:面白いんかなと(ウンコを)放っといたんやけど。警察が来たら、面白くなくなったなぁ。
▼:警察が来たの?
カ:警察来た。
N:そりゃ、うんこ投げてたら、警察来るでしょ。あと、首吊りとかしとったなぁ。風船膨らましながら首吊りしとって、なんかおかしな人やなと思われたんでしょうねー。
▼:それで3人がついていけへんかったんやね。
カ:そうそう。
ヨシカワショウゴ(以下ヨ):僕はそれを聞いて、「あー、OK」ってことで参加したんやけどね。
▼:わはははは。ショウゴくんはいつ加入したの?
ヨ:うーんと、2001年ですね。僕は「畜生」というイベントをやってて、今のメンバーとはそこで知り会ったんですけど、それで大晦日にそういうことをやったという話を聞いて、それで僕がやっていたバンドも解散したんで、それでこっちで遊んでみようかなぁと。
▼:音楽が形になってきたのっていつ頃から?
カ:というか、今も形になってない(笑)。ただ、彼(ヨシカワショウゴ)が入って、オレらについて一緒にやってくれてるだけで。
▼:なるほどね(笑)。では、音楽制作についてなんですが、一人一人の役割ってある?
カ:うーん、曲を作るっていう・・・
N:難しい質問ですね(笑)。
カ:曲を作るっていうのはどういうことなのかということから聞きたいですよ。
▼:ははは(苦笑)。例えば、ギターのコードでメロディーを作ったり・・・
カ:あー、なるほど。僕らの場合、出た音は何でも良くて・・・ほんとに何でも良くて。それをいかに思ってないようにするかという、出来ひんことをいかにするかってこと。出来ひんことをまず口で言う。
▼:出来ないことって例えば?
カ:まぁ、音楽理論上という話でするならば、不可能な音符とか、弾ききれないコード、叩ききれない手が足らない音というか。出来ないことから、そっから退化していくみたいな。
N:「できひんかったらどないしたらええんやろうかぁ」と思ったら、身体が変な形のなったりするから。
全員:だはははは(爆笑)
N:人間がロボットになるとかね、アシュラマンになるとかね。アシュラマンになるにはどうしたらええんかね。普通なれないっすからね、人間は。そのためにはどうにかしてアシュラマンの振りをしないといけないっていうね。そっから面白いものが生まれるっていう。
カ:というか、曲作りっていうのは最初にZUINOSINとして音源をメチャメチャ昔に、今のメンバーが楽器を持ち始めた当初に出して作ったヤツがあって、それを再現しているだけやん。もうゴールを作っておいて、それを今、退化させてるみたいな感じやねん。まぁ、その音源はもう誰も手に入らへんけど(笑)。
N:まぁ、自分らで最初に見本を作って、それに近付けるために今やっているっていう。
▼:それはいつ頃の音源なんですか?
カ:ショウゴ君が入ってからやから・・・2002年やなぁ。
▼:音質面で参考になったミュージシャンは?
カ:それはもう、今の周りのヤツら、大阪の周りのヤツらの音楽だけやね。個人的にはOve-NaXxやツツミカツキ君とかね。オレらはそれをなぞるだけっていう感じで。別にオレらは何も新しいことしてないし。そこでなんとなく聴いてきたもので「あー、イイ音楽かけてるなぁ」みたいなのを再現しているだけやん。その連中だけはリスペクトやね。あとはもう、どーでもええねん。